”継続は力なり”という日本のことわざにある通り、地道に鍛錬を積み重ねていけば、目標に到達できます。しかし重要なのは何事もまずはじめの一歩です。ここでは、継続は力に変えていくための思考力を身に付けるために必要なことを説明します。
継続は力!しかし『はじめ』の一歩を踏み出すために必要なのは?
継続は力ということは確かにその通りですが、初めの一歩を踏み出すために必要なのは何かを始めてやるだす『勇気』です。何かを始めないと継続は力という状態にすらならず、スタート地点に立てません。やる前に失敗することばかり考えていては何も変わりません。一番怖いのは、何か始めようという思考を持つことなく、ただ何となく毎日を過ごしている状態です。
変わりのない毎日を過ごすという意味では『現状維持』ではあります。しかし、生きていく中で、われわれは何かしらの成果を生み出す必要があるという点においては『現状維持は衰退』という定義付けをされてしまうのです。
例えば、変わり映えしない毎日で何をしたら楽しくなるかではなく、自分で毎日を楽しいものへ作り上げていくというふうに思考を変えます。そうしたら、日々新たなアイデアや気付きを増やすことができるのです。
継続は力ではあるが必ずしも『アレ』を得られるとは限らない…
継続は力ではあるものの、必ずしも一定の『成果』を得られることができるとは限りません。重要なのは『基礎』をしっかりと身に付けたうえで積み重ねしていくことができるかどうかです。
例えば、就職活動や転職活動の面接において、面接官と話が盛り上がったから、次の選考に進むことができと思い込んで、1週間後にお祈りメール・不採用通知が来るというケースです。これは面接官に質問した内容に関する回答の趣旨がずれているということが原因なのです。
例えば
継続は力はある『3つ』の要素が掛け合わさって初めて効果を得られる
継続は力ですが、ある3つの要素が上手に掛け合わさって初めて効果が得られるものです。それは『始める勇気』と『基礎』および『時間』です。これらが1つでも欠けてしまえば、継続は力になりません。この場合は足し算ではなく、掛け算です。そのくらいこの3要素が重要なのです。
この中で一番必要なのは時間を上手に使うことです。最初はどのように進めればよいか、どのくらいの力加減で進めればよいか、要領が得られにくいですが、1日24時間という中で如何に時間を作って始めることが最初のステップです。
もちろん始められたとしてもモチベーションをずっとキープすることは難しいですし、基礎もしっかり作っておかないと、小手先のテクニックだけでは簡単に崩れてしまいます。最初は新しいことを始めることは時間がかかりますが、基礎もしっかりしてきたら、要領よく進められるので、時間を短縮できます。
継続は力!これが3つの要素から効果が得られることが分かったなら…
継続は力である事は『始める勇気』と『基礎』および『時間』の3つの要素が揃って初めて、鍛錬を積んで、目標を達成できるということが大原則です。1歩ずつ着実に歩みを進めて、正真正銘の”継続は力なり”を手に入れませんか?
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